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中国では半数以上の大学が、留学生に海外保険への加入を義務付けています。
中国の保険会社が販売している海外保険に加入することもでき、保険料は1学期あたり300元前後と格安です。
ですが、海外保険の補償内容は保険料に比例します。中国の海外保険では入院を伴うような病気、事故でないと医療費は補償されませんし、盗難や物損についても補償対象外です。
このため、多くの留学生が日本の保険会社の海外保険に加入しています。
しかし、日本の海外保険に加入しようと思うと、けっこうな金額がかかります。なんとか節約したいものですが、まずはなぜ高くなるかを考えてみましょう。
海外保険が高くなる理由の一つ目は、必要のない補償項目が入っていることです。
海外保険はいくつもの補償項目が組み合わされて作られています。この中には、実際にはお世話になる可能性が極めて低いものも含まれています。
例えば「航空機遅延補償」という補償項目があります。これは天候などの理由で搭乗する予定の飛行機が万が一、欠航になった場合、空港の近所で宿泊するホテル代を補償してくれるというものです。
新潟から出てきて成田空港を使うというなら話は別ですが、都内や千葉、神奈川などに住んでいたら、普通は自宅に帰りますよね。
こういった、なくても済む補償項目がたくさん入っていることで、海外保険の保険料が高くなってしまいます。
海外保険が高くなる理由の二つ目は、補償金額が高いことです。「死亡補償」を例に考えてみましょう。
例えば働き盛りの40代の男性で、奥さんと中学生のお子さんが2人いたとします。これから高校、大学とお金がかかる時期を迎えるわけですから、1億円くらい残せるものならば残したいものです。
しかしシニアの方の場合は、すでにお子さんも家を出られてるでしょうし、そこまでたくさんのお金を配偶者の方に残す必要もないはずです。
それなのに補償金額が1億円など高額になっているために、保険料も高くなっているわけです。
海外保険は幕の内弁当に似ています。
食べたくもない豚の角煮が入っていたり、シュウマイは2つあれば十分なのに4つも入っている。その結果、幕の内弁当の値段が2,000円になってしまう。
海外保険が高くなるのも、これと同じ仕組みです。必要のない補償項目が入っていたり、必要以上の補償金額であったりするために、海外保険の保険料が高くなってしまうわけです。
ではどうすれば安くなるかというと、おかずの種類と量を自分で決めれば良いのです。
航空機遅延補償はいらない。死亡補償は500万円で十分。必要最低限の補償項目と補償金額に絞ることで、海外保険の保険料を大幅に抑えることができます。
このように、必要な補償項目、必要な補償金額に絞って、自分で海外保険を組み立てることを、保険のオーダーメイド、保険のバラ掛けと呼びます。
海外保険をバラ掛けにすることで、保険料は数万円単位で節約することができます。
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